シェアウェア（5ドル）
非常に簡単に言ってしまうと、３人で遊ぶ「こいこい」といった感じのゲームです。
基本的に３人で遊びますが残りの２人分はPalmが担当してくれます。
まず画面の説明ですが、「ｔ」は場札、「ｈ１」は自分の手札、「ｐ１」〜「ｐ３」は３人それぞれの獲得した札です。
（自分が獲得した札は「ｐ１」）
自分の順番が来たら、まず自分の手札「ｈ１」と場札「ｔ」を比べて同じ札（同じ数字の札）がないか見ます。
もしあれば、手札にあるカードをスタイラスでドラッグして場札に持っていくと、その２枚を「ｐ１」に獲得できます。
次に、（画面には表示されていませんが）山から札を一枚めくり、場札と比べて、同じ札があればこれも獲得できます。
以上のように順番に札を獲得していき、自分が獲得した札で役を作ります。
詳しい役の種類については省略しますが、「こいこい」のような感じです。
自分の役が３点以上になったとき、「Go」（ゲーム続行）または「Stop」（ゲーム終了）が宣言できます。
つまり「こいこい」を宣言することと同じですね。
ゲームが終わった時点で一番点数の高い人が勝ちとなります。
（逆に誰も３点取れなければ勝者なしの流局）
画面のカードが多くて入りきらなくなったときは上下ボタンでスクロールできます。
また、画面の札をタップするとその札の説明が、何もないところをタップすると全札の絵柄（各月の４枚目は３枚目と同じ柄なので省略）を表示。
点数は自動計算してくれるので筆者でも遊べました。
「ゴーストップ」についてはKorea in my heartというサイトに日本語による詳細な解説があって重宝していたのですが、無くなったようです。
恥ずかしながら筆者は韓国でここまで花札が遊ばれていることを知らなかったので大変参考になりました。
[追加]PalmGearから一旦無くなりました(ID:41246)。
しかし後に、インターフェースが酷似しているモノクロ版のフリーウェアが公開されました。
元のカラー対応版の作者と同一人物と思われるため現在はそちらにリンクしていますが、なぜバージョンダウンしたか等は不明です。
[2009/11/03追加]ダウンロードできなくなっている（？）ようです。（PalmGear側の一時的な不具合の可能性もあり）
パッケージ製品（オープンプライス：実売1980円）
「花合わせ」「むし」「八八」「こいこい」「おいちゃかぶ」が遊べます。
各ゲームのルールや役はマニュアルに書いてあります。
Palmとの対戦の他、赤外線通信を使った対戦も可能。
操作はスタイラスまたはハードボタンが使えます。
初心者向けに札の回りに記号を付けることができ、役を作るときの目安になります。
（スクリーンショットは表示させた状態ですが、もちろん非表示に変えることができます）
これだけの低価格でここまで遊べたら文句なしと言えるでしょう。
おすすめです。
[2009/11/03追加]販売を終了しているようです。
フリーウェア
PalmFan主催のコンテスト「第１回Palmware&Goodzコンテスト」でグランプリに輝くなど、高い評価を得ています。
しかし2000年以降アップデートされておらず、最新機種には対応していない可能性が高いので注意してください。
[2009/11/03追加]Webサイトが無くなっている（？）ようです。
フリーウェア
操作はハードボタンで行います（CLIEのジョグダイヤルにも対応）。
全国規模のPalmユーザーのオフ会mak21で配られ、現在はPAG-J（パーム・アホ・グループ・ジャパン）で公開されている「掌花札PAG-J版」のみ、モノクロ版があります。
ただしこのモノクロ版もPalmOS 3.5以上でないと動きません。
ご注意ください。
ベータ版です(2001/04/21現在)が、背景の壁紙切り替え機能や、どの役がリーチなのか一目でわかるゲージ（画面右中央）などがあり、すでに完成度が高いです。
CLIEのハイレゾに対応した「掌花札 kai」もリリースされました(2001/04/21)。